ある愛を巡る風景

まず個人としてその人がどういう人かとか、何書いているのとか、見なきゃだめだよね。順番として。


近藤さんのこの発言を、松永さんを巡る一件に関するものだと勝手に誤解してみる。だってこんな意図的に背景を欠如させた発言をするのだから、僕にはその背景を好き勝手に埋めてみる権利があるはずだ。
さて、近藤さんのこの発言を読んで、なぜか「うさんくさい過去を持つ男性と結婚しようと決意した女性と、それを説得阻止しようとする友人や親戚一同」という妙な構図が目の前に浮かび上がってしまった。

「君は騙されているんだ。この男、今の戸籍は真っ白だが、本当は5回も結婚しているんだぞ。しかも奥さんの1人は変死していて、これには保険金詐欺の疑いもあるというじゃないか」
「昔の事なんてどうでもいいじゃない。私が愛しているのは今のあの人なの。彼はみんな話してくれたわ。奥さんを殺したんじゃないかと警察からも周りの人からも疑われてつらい思いをしたって。彼も昔の事では苦しんでいるのよ。今のあの人を支えてあげられるのは私だけなの」


こんな会話、平行線を辿るに決まっているなあ。