小説とBlog

from http://d.hatena.ne.jp/yomoyomo/20050210#airuke

コメント欄でもご指摘いただいたとおり、「週刊新潮」2月10日号では渡辺先生ご自身が「ネット上では、『愛ルケ』という名で、さまざまな意見が寄せられているようである」とおっしゃっております。
記者の作り出した言葉「愛ルケ」が先生に認知され、週刊誌上で言及されるだけでもすごいことなのですが、それだけではありません。
われわれが「ツッコミ」と呼ぶ、その「寄せられているさまざまな意見」をお知りになり、それに対する答えを作品上で発信されている、少なくともその可能性は高い、記者はそう考えるに至りました。

ネットの向こうに「ミザリー (文春文庫)」がいっぱい居て毒電波を送っているとかそういう情景を想像してしまうわたしはひねくれてますか。そうですね。
そのうち登場人物を(殺すんじゃねえ|殺せ)とかいってネット上で出入りが起きたりして。

C・フィオリーナ、HPのCEOを辞任

http://japan.cnet.com/news/biz/story/0,2000050156,20080607,00.htm


Compaqとの合併当時は賛否両論あって、合併直後はあんなもの駄目になるという意見が優勢だった。
その後、世の風潮はどっちかというとフィオリーナ賛美に傾いたのだが、辞任というか解任された理由がPC部門の失敗なわけだからCompaqとの合併自体が大失敗だったという審判が下った。
DELLは二つも要らなかったわけだ。
まあなんというか人は貶すのは容易いが誉めるのは難しいなあという妙な感想を抱く。
結局人はいつかは失敗するのだ。
この前本屋で中内功語録みたいな本を見かけて密かに苦笑した。中内さん本人はいいとしてこういう本を読んで中内さんは立派だ、お前も見習えととか威張っていた人は今頃どうしているんだろうか。私淑するぶんには全然かまわないのだが、他人に押しつける奴は困るのですよ。身近にも一人いて、京セラ潰れないかなあって密かに思ってます。ははは。

ところで[R30]でこういう指摘があった。

最後に一言。でもフィオリーナ氏がHP会長を辞めたからといって、女性のビジネス界におけるプレゼンスが低下することがないように祈りたい。彼女が1人で支えていた部分は、相当大きかったと思うので。

分野違いだが、次に危険なのはブッシュ政権のライス国務長官じゃないかと思う。この人の場合、女性でしかもアフロアメリカンだからこけた時の衝撃はフィオリーナ以上かも。

裁判

from http://www.st.ryukoku.ac.jp/%7Ekjm/security/memo/2005/02.html#20050210__bLED

すると彼は「少なくとも民事訴訟に関して裁判所は,いわば『どっちの料理ショー』なんですよ。例えば,お好み焼きともんじゃ焼きなど,二つの料理のうち,どちらがおいしいかを競うテレビ番組。明石産の新鮮なタコを使っただの,特別な肥料を使ってうまみが凝縮された小麦を使っただの,おいしそうに思える要素をアピールして,よりおいしそうに思わせた方が勝つ。それと基本的に同じです」。

唖然とした。ふざけているのかと思った。だが,彼は真顔だ。私はこのとき初めて,裁判所は必ずしも真実を基に判断するとは限らないのだと知った。

あまりにも当たり前すぎて何を今更。
そもそも何を持って真実とするのかなんてことを考え出した日にはあれこれ。