C・フィオリーナ、HPのCEOを辞任

http://japan.cnet.com/news/biz/story/0,2000050156,20080607,00.htm


Compaqとの合併当時は賛否両論あって、合併直後はあんなもの駄目になるという意見が優勢だった。
その後、世の風潮はどっちかというとフィオリーナ賛美に傾いたのだが、辞任というか解任された理由がPC部門の失敗なわけだからCompaqとの合併自体が大失敗だったという審判が下った。
DELLは二つも要らなかったわけだ。
まあなんというか人は貶すのは容易いが誉めるのは難しいなあという妙な感想を抱く。
結局人はいつかは失敗するのだ。
この前本屋で中内功語録みたいな本を見かけて密かに苦笑した。中内さん本人はいいとしてこういう本を読んで中内さんは立派だ、お前も見習えととか威張っていた人は今頃どうしているんだろうか。私淑するぶんには全然かまわないのだが、他人に押しつける奴は困るのですよ。身近にも一人いて、京セラ潰れないかなあって密かに思ってます。ははは。

ところで[R30]でこういう指摘があった。

最後に一言。でもフィオリーナ氏がHP会長を辞めたからといって、女性のビジネス界におけるプレゼンスが低下することがないように祈りたい。彼女が1人で支えていた部分は、相当大きかったと思うので。

分野違いだが、次に危険なのはブッシュ政権のライス国務長官じゃないかと思う。この人の場合、女性でしかもアフロアメリカンだからこけた時の衝撃はフィオリーナ以上かも。