ラピタ、買うべきか買わざるべきか

オルタナティブ・ブログでこんな記事を読んで、ちょっと包囲された気分になってきた。

檸檬」(レモン)と呼ばれる万年筆がそれだ。老舗の「丸善」が以前、数量限定で発売して見事完売した幻の人気万年筆の縮小レプリカだそうだ。多少、自己陶酔気味ではあるが、実際の11月号の付録になるまで、ラピタ誌上で4回もその復刻プロジェクトを連載するという気合いの入れ様だ。見方によれば、編集部と一部の万年筆オタク、ビジネスパートナーである丸善の「マッチポンプ的お遊びプロジェクト」だとも言えるが、遊びは最高に大切だ。

ラピタの特別付録、「檸檬」、竹村先生大絶賛。
この付録、僕は冷ややかな目で見ていたのだが、いかん、これでは「檸檬」を手に入れない事には僕は「遊び心のないオタク」になってしまうではないか。
しかしすでにその辺の本屋にはなさそうなのだorz。
つーか、少し負け惜しみを書いておくと、この「檸檬」、一部掲示板の情報によると、品質にかなりばらつきがあるようで、数日で書けなくなったりするようです。
だから万年筆初心者の人が、「最初の一本」とか気合い入れて買うのはお勧めしません。所詮980円の雑誌の付録です。過剰な思い入れに耐える品質ではありません。
万年筆は使ったことはないけどちょっと興味はあるという方には、パイロットのVペンをお勧めします。消費税込みで210円、大きめの文具屋なら手に入ると思います。


PILOT | Vペン
http://www.pilot.co.jp/products/pen/sign_marker/sign_pen/vpen/