イグ・ノーベル栄養賞にドクター・中松氏
http://www.asahi.com/national/update/1007/TKY200510060344.html
ちょっと違和感を感じる。
というのはドクター・中松は職業としてうさんくさい人なので、そういう人にイグ・ノーベル賞を与えるのはどうかと思うが。
でもこの賞、過去にはスパム王,サンフォード・ウォリスや統一教会の文鮮明師、アメリカの元副大統領ダン・クエール氏も受賞しているからいいのか。
詳しくはこの本、その名も「イグ・ノーベル賞」を参照されたい。
- 作者: マーク・エイブラハムズ,福嶋俊造
- 出版社/メーカー: 阪急コミュニケーションズ
- 発売日: 2004/03/19
- メディア: 単行本
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この本については以前ちょっと書いた。
なおドクター中松については奇しくも本日付けのJanJanの記事「「米国大学(院)学位商法」の危険性(7)」でも取り上げられている。
イグ・ノーベル賞受賞記念…、ではなくて選挙絡みの記事で、以前ドクター中松が都知事選に出馬した時に公報で公表した肩書き「大学副学長」がとても怪しいというお話。
- 「米国大学(院)学位商法」の危険性(7)「胡散臭い」学位
- http://www.janjan.jp/world/0510/0509262991/1.php
なお、この手の怪しい大学の筆頭は矢追純一先生で有名なあのイオンド大学であろう。このイオンド大学については同じJanJanの記事「米国大学(院)学位商法」の危険性(5)著名人が続々と登場」で取り上げられている。
まあ矢追純一がどうなろうと知った事じゃないのだが、イオンド大学にはチト悲しい思い出がある。僕は海洋冒険小説が好きでよく読むのだが、その方面で有名な翻訳者の人がある本の訳者後書きで「イオンド大学から学位を授与されました」と誇らしげに書いたのですね。
これを読んだ時はほんと悲しかった。知っている人がだまされてつまらないもの買わされて、しかも本人はそれを価値あるものだと思いこんでいるようなものだわ。