コエンザイムQ10、L-カルチニン入りキャンディ
ネタみたいな名前だが、ネタじゃなくてほんとにこんな名前なのだ。
あたしゃ知らなかったのだが、コエンザイムQ10は最近爆発的な人気の健康食品らしい。
協会まである。
なんで爆発的な人気になったかというと、もちろんテレビのおかげで「ワールドビジネスサテライト」経由「発掘あるある大事典Ⅱ」というお定まりのコースを歩んでいる。
つまり怪しいということである。
コエンザイムQ10の怪しさについては以下のページで詳しい解説がなされている。
- 怪しい健康情報の見抜き方:話題のコエンザイムって心疾患に効くってホント?
- http://www.supplerank.com/onai_contents/23.html
特に以下の指摘は重要である。
インターネットで調べてみると、健康食品で販売されているコエンザイムQ10の服用量は一日あたり100mg程度です。それに対し医薬品としての服用量は30mgだ。
健康食品からこれを摂ると、医薬品として服用した場合の3倍以上とることになるという、奇妙な現象が起こっています。コエンザイムQ10の医薬品、特に保険薬としての存在意義はいったい何なのでしょうか?
また、サプリメントの宣伝では、酸化ストレスによるガンなどの健康障害をたくさんあげてみたり、「老化防止」「美容」「ダイエット」など万能性をうたっています。「活性酸素」の危険性を強調するのは、怪しいサプリメントの特徴です。
一方、L-カルチニンであるがこれまた「あるある大事典」出身の栄養素らしい。
ちなみに「あるある大事典」出身の栄養素で最近人気のものにアルファリポ酸があるらしい。コエンザイムは一袋100円のキャンディにも配合されるのであるからすでにピークは過ぎたようだ。
次はアルファリポ酸入りのキャンディがでるのだろうか。