次に映画化されるSFを予想してみる。
「スパイダー パニック!」ピーター・ウィンサーとランディ・サイモンのRevelstone Entertainmentはクリフォード・D・シマックのSF「中継ステーション」を映画化する模様。
昨日の 「闇の左手」に続いて見てから読む?映画の原作からのネタ。
二日続けて他人のブログにうなずくなどと言うのはちょっと許されないので、対抗して次に映画化される作品を予想してみる。
条件としては以下のようなところか
- フィリップ・K・ディックではないこと(予想したことにならない)
- 1960年-1980年くらいのSFであること(これ以前は古すぎ、これ以降は新しすぎ)
- ヒューゴー賞、ネビュラ賞受賞の長編
こういう条件を念頭において
なんかを見ていくと、こういったところが候補にあがりますかね。
- 月は無慈悲な夜の女王 (ハヤカワ文庫 SF 207)(ロバート・A・ハインライン)
- 所有せざる人々 (ハヤカワ文庫SF)(アーシュラ・K・ル・グィン)
- 夢の蛇(ヴォンダ・N・マッキンタイア)
- わが名はコンラッド (ハヤカワ文庫 SF 178)(ロジャー・ゼラズニイ)
ハインラインは スターシップ・トゥルーパーズ2なんぞよりはこっちだろう。
ル・グィンは勢いで映像化されそうな気がする。作者が承知しないだろう。
マッキンタイア?うーん。
ゼラズニイは「世界が燃えつきる日」くらいしか映画化されたのはないのか。
もう少し時代が下がると「ヴォルコシガン・サガ」(「戦士志願」など)なんかが映像化すると面白そうだが、主人公のマイルズは誰がやればいいのだろう?
マイルズ、見た目はホビットだからあの辺の誰かにやってもらえばいいのか。
追記
Sci-fiチャンネルによるゲドのTVドラマ(Legend of Earthsea)の第一回が昨日(アメリカの12/13夜??)放送されたそうですが、なんと原作からめちゃくちゃな改変ぶりで、公式サイトの掲示板が祭りになっています。「開始5分で観るのをやめた」「原作者は裁判を起こすべき」とか、そんな感じでオーバーヒートしてます。
見られなくてよかったというべきか。「闇の左手」が心配になってきたというべきか。