21世紀のラスコリニコフ


少年らは、電話帳で高齢の女性らしい名前を探し出しては電話をかける手口で、これまで計約2500万円をだまし取ったと供述しており、同課で裏付けを進めている。

少年らはだまし取った金で、都内の高級ホテルに何度も宿泊。1人分が6万円もする高級フランス料理や、4万円の焼き肉料理を全員で注文するなどして豪遊していた。

 主犯格の少年(19)は「田舎のお年寄りが金をため込んで使わないからバブルがはじけた。だまし取って使えば景気は良くなる」などと供述しているという。