OPML

以前書いたOPMLネタが好評らしい。こんなものがリファレンス文書になっていいんだろうか?もう少しカチッとした文書を書いておけばよかったと少し反省。
あれ書いた動機は、義憤というかみんな「あのソフトはああなってます」とか「うちはこうしました」みたいな断片的なことしか書いてなくて、「誰か一人くらいまとめろや!」という魂の叫びにあったりするのでした。

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文章表現 四〇〇字からのレッスン

文章表現400字からのレッスン (ちくま学芸文庫)

タイトルからしウェブログで書く文章にお困りの方向けに見えるが、実はとんでもない罠が待ち受けている本。

著者によるとよくない文章には3タイプある。


A だれでも書くような事を、だれにもわかるように書いた文章 -> "駄文"?
B 自分にしか書けない事を、自分だけわかるように書いた文章 -> "悪文"?
C だれでも書くような事を、自分だけわかるように書いた文章 -> "誤文"?

梅田卓夫 「文章表現 四〇〇字からのレッスン」 18ページ

ほとんどのウェブログの文章はこのA,B,Cのどれかにあってはまってしまうだろう。
3つのうちどれが最悪かというと著者の主張ではAの「だれでも書くような事を、だれにもわかるように書いた文章」なんだそうな。こういう文章ばかり書いていると、結局は原稿用紙のマス目を埋めるという日常に堕してしまうからだ。著者の目標は「自分にしか書けない事を、だれにもわかるように書いた文章」である。
しかし「俺がこれを書かなきゃいかん」という内的必然性にほんの僅かでも支えられたウェブログなんて世の中にいくつあるんだろう?あなた以外に誰が書いても別に同じやんというものばかりでないかい?そういうわけで実は結構厳しい本なのであった。

<不良>のための文章術 (NHKブックス)とはある意味対極にある本だろう。
お勧め度は微妙。今の世の中あえてよい子に生きるという真の不良向けかも。

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台風安売りリンゴの真相

from http://www.yamaken.org/mt/kuidaore/archives/000449.html

りんごと台風
http://seurat.blog.ocn.ne.jp/kazu/2004/09/post_18.html

台風で落下したりんごを、生産者を少しでも助けようと大手スーパーでは58円で販売する事にしたそうです。
でも、そのりんご、生産者の手取りは1個5円〜10円なんです。差額は流通業者やスーパーの利益になっています。
こうなっては全く支援でも何でもありません。台風でりんごが落ちるのを待っていたかのように買いあさっている大手量販店。
消費者の方もそれを買えば”生産者の為”になっていると思っていたら少し違います。
大手量販店に踊らされているだけです。
火事場には儲けが転がっているとはよく言ったものです。
台風に群がるハイエナの様な業者に私はどう考えれば良いのでしょうか。

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