ベガルタ仙台4-1水戸ホーリーホック

最初4-1というスコアを見たとき,うちが4点とられたと思ったのは内緒だ(笑)
だって前節水戸は大宮に2-0で勝ってるんだもん.
水戸の皆様には申し訳ないが,第1クルーの最後の最後で鬱憤晴らしができたという感じである.
引き分けを挟んで3連勝.何より大きいのは,これで今までの連敗&大量失点の日々は完全に過去のものになったということである.得失点差でもうちがワーストではなくなったしさあ.まあ,あくまで過去のものになったいうだけで将来において繰り返されないという保証は全くない.
ところで何で京都がうちと勝ち点が同じで順位で1個上のところにいるのさ?
サカマガかサカダイかわすれたけど,うちらのホーム開幕戦(仙台0-5京都)の記事で「仙台と京都はこれからは違う道を歩むだろう」と書きやがったが,道が交錯寸前のようですな.
京都さんにはライバルという以外には恨みはないが,あのクソ記事を書いた記者を見返すためにも,仙台と京都は再び違う道を歩んでほしいものだ.もちろんうちらが上であっちが下ということでよろしく.

ところで僕は以前

追記の追記
4/30も休んで8-11節 全てフォローする?金と時間の工面がつけばねえ.
と書いた.
この計画が実行されていれば

  • 8節 対福岡3-2
  • 9節 対湘南2-0
  • 10節 対山形0-0
  • 11節 対水戸4-1

と福岡戦の2-0からの大逆転勝利に始まり,水戸戦の4得点大勝に終わるという,サポーター的には最高のGWを過ごせたはずだが,現実には僕が仙台の迷走ぶりにヘタレて第9節湘南戦だけの参戦に終わった.そして最高なGWは1/4だけになったのである.
サッカーの神様は皮肉屋で常に悪意に満ちている.今回も僕はそう確信するのであった.


[permalink][contents][page top]

すばらしきレムの世界

ネタがないというか、バックグラウンドが忙しいので、こんなんでお茶を濁す
講談社文庫から出ていたスタニスワフ・レムの自薦短編集である。


すばらしきレムの世界1

初期短編で内容的にはいまいち。
侵略テーマが多いのはなぜだろう。

ミスター・ジョンズ、きみは存在しているのか?

一種の身体問題を扱った作品。
元カーレーサー、ミスター・ジョンズに対して起こされた身体の返還訴訟。
というのはミスター・ジョンズは脳の一部を除いて機械の体になっており、しかも代金が未払いだったのである。彼の体の所有権は誰にあるのか?いやそれ以前に被告ミスター・ジョンズは存在しているのか?

迷路の鼠

地球に不時着した謎の宇宙船の内部にとらわれてしまった科学者二人。
タイトルの迷路の鼠はもちろん鼠の迷路学習実験のことで、主人公達は鼠よろしく宇宙船の中をさまようことになるが、そこに仕掛けられてくる宇宙人の干渉。
この干渉というのが人間そっくりのマネキンのような人形によって行われるのだが、このあたりが後のソラリスへの繋がりを感じさせる。

侵略

地球上に落下してきた謎の物体を巡るシリアスなドタバタ騒ぎ。
結末の方で謎の物体についての仮説は出てくるが、あくまで人間サイドの仮説のままで謎の物体はそんなことにはおかまいなしに存在し続けているというあたりがレムらしい。

友人

謎の空間Xから電波で語りかけてくる友人。
その存在を知った男は、友人をこの世界へ招き入れるための機械を製作するのだが...
どっちかというとホラーというかラブクラフトの世界であるな。


アルデバランからの侵略

地球侵略の先兵としてアルデバランからやってきた異星人の偵察部隊は東欧の農村地帯へと降り立った。あやうし地球。
といいたいところだが、筒井康隆の「農協月に行く」の地球侵略版みたいな話である。



すばらしきレムの世界2

1に比べるといかにもレムらしい話が多い。「ハンマー」、「リンファーテルの公式」はおすすめ

闇と黴

ヴィステリア・コスモチリカ。突然変異によってうまれた物質を食って繁殖するカビ。
秘密研究所で密かに研究されていたが、その研究所で爆発事故が起こる。
ほとんどは爆発時の炎と、軍の消去作業により消却されたのだが、わずかな胞子が風に乗って外部に漏れ出すのであった。
何が怖いといって、胞子がたどり着いた先が中年の独身男性の家なのだが、その家の内部の描写が同じ独身男性としては大いに身につまされるのであった。
教訓。部屋はきれいにしましょう。

ハンマー

亜光速宇宙飛行に送り出された宇宙飛行士とロボット。
だがその高速を持ってしても長すぎる旅の年月は人間とロボット双方の正気を蝕んでいく。
いやそもそも出発の時点からどちらも狂っていたのかもしれない。
この話の怖いポイントは、このロボットというか人工知能が作られる研究所である。
そこでは様々な機械をつなぎ合わせて人格を合成する実験をしているのだけれど、できあがる人格のほとんどは失敗作である。で、その失敗作がどうなるかというと、


「失敗だ、切れ」老人が言った。
「やめろぉぉぉぉ、やめてくれぇぇぇぇ」

こんな研究所から出てくるロボットを宇宙船に乗せるのが間違いだわ。

リンファーテルの公式

いわゆる人間原理の一つ上を行く話。
人間原理といういうやつは、宇宙というやつはどういうわけか知的存在、はっきりいえば人間を生み出すのに都合よくできているという仮説。これは弱い人間原理
さらに踏み込んで宇宙というのは人間を生みだすために創られたと臆面もなく主張するのが強い人間原理である。
しかしだ、諸君。その人間というのがさらなる超知性体を生み出すための礎に過ぎないとしたらどうであろうか?

主人公リンファーテルは研究の末、そのような超知性体を生み出す公式を発見し、公式に基づく知性体のモデル1を完成させる。
自らの知覚域を光の速さで広げていく超知性体。その超知性体の目的とは....というのはほぼ自明であろう。
この超知性体の描写がいかにもレムらしい。知覚域が光の速さで広がっていくんですぜ。ちなみに完成しなかったモデル2は存在した瞬間に宇宙の全てを認識するらしい。この話と次の「手記」が後の『ゴーレム XIV』に繋がっているのだと思う。

手記

入力と出力がくっついてしまった超知性体の話。
とうぜん彼には外部というものが存在せずひたすら瞑想というか内観を繰り返すのであった。
以上。としか書きようがない話だ。

真実

高温プラズマの実験中に偶然発見されたなぞの現象。
その現象の映像を見た生物学者はこれはプラズマの映像ではなく、水中に住むアメーバに間違いないと断言するのだが...


二人の若者

どういう話だっけ?


[permalink][contents][page top]

ASAHI-NET メールの暗号化に対応

ASAHIネットでは2004年 5月11日 午前11:00 から、メールサービスの暗号化をはじめます。
2004年1月の「受信メールサーバーにおけるAPOP認証方式」サポートにつづき、更なるセキュリティ強化を図ります。
SSL(Secure Socket Layer)によるメールの暗号化は、メールの受信時(POP over SSL/TLS)および送信時(SMTP over SSL/TLS)、どちらにも対応します。
また、送信メールサーバ(mail.asahi-net.or.jp)のSMTP認証対応により、ASAHIネット以外のネットワーク経由からもご利用いただけるようになります。

メーラごとのプロトコルへの対応表はこちら

設定ガイド:主なメールソフトの対応状況
http://www.asahi-net.or.jp/guide/0556.htm

しかしせっかくのSSL/TLSだが,Outlook,Outlook ExpressEudoraくらいしか対応していないのであった.
Beckyについてはこういう記事もあるんだけどね

BeckyのPOP over SSL
http://www.shibataism.com/mt/archives/cat_it.html#000095

この前も書いたけどクライアントとサーバーが両方とも新機能に対応していないと使えませんなんてのはもうだめっすな.

[permalink][contents][page top]