オレに不利な証拠

久しぶりにAmazon.co.jpでショッピングカートのページを見たら、いきなりこんな文句が出てきて驚いた。

重要なお知らせ

申し訳ございません。あなたに不利な証拠としては、この出品者からの出品は終了しました。

一瞬「オレに不利な証拠」って何だろうと、ちょっと心臓がバクバクするくらいに焦った。「出品者」なんて書いてあるから、もしかして誰かが「オレに不利な証拠」をマーケットプレイスにこっそり出品してオレの知らないうちに誰かに売りさばいてしまったのだろうかというトンデモなところまで思考が走った。そして「ああ、あのことね」と思い出すまで一分近くかかった。



有名書店店頭にて絶賛売り切れ中の警察ミステリである。
僕も書店で見つけられなかったクチで、しょうがないのでAmazonで見つけてショッピングカートに入れておいた。でもこの本、定価が1500円以下なので単独で買うと送料がかかってしまう。そこでなにか一緒に注文出来る商品が出てくるまで、カートに入れっぱなしにしておこうと思ったのだ。ところが連休の間にこの本はAmazonでも売り切れになってしまい、それゆえカートから強制的に引き上げられてしまったのである。
重要なお知らせとは、カートから商品を引き上げたことをユーザーに知らせるメッセージだったのだ。ちなみにメッセージ中の「出品者」とはこの場合は当然Amazonのことだ。
しかしこのメッセージ分かりにくいというか変。以前からAmazonが自分のことをなにかにつけて「出品者」と第三者的に呼ぶのには違和感ありまくりだったのだが、今回の件でそれが決定的になってしまったぞな。