メジャーリーグもウィンブルドン化が進んでいたのね

準決勝の組み合わせ

なんか笑える。
環太平洋やカリブ海といったアメリカにとっては周辺地域の国が勝ち上がってきている。まるで蛮族の襲来だ。
しかしよく考えてみれば、日本だって韓国だってドミニカだってメジャーリーガーを輩出している。上がってはこれなかったがプエルトリコも凄い。キューバだってあのくそったれな経済制裁がなくなって、アメリカとの往来が自由になればすぐにでもメジャーリーガー大国になるだろう。
ちょっと古いデータだがメジャーにおける外国籍選手の割合は2003年の時点で28%に達しているらしい。マイナーリーグだと半分が外国籍選手だとか。*1
これはもうメジャーもウィンブルドン化がかなり進んでいると言っていいんじゃないだろうか。今までそんなことを誰も気にしなかったから誰も気がつかなかっただけで、WBCはそうした誰も気がつかなかった現象を誰の目にも明らかにしてしまった。
そういえば一部には、WBCは外国籍選手の品評会だという声もあったわけで、品評会としてみた場合にはWBCは外国籍選手、特に投手の優秀さを見事に証明してみせたわけだから、本当はWBCは大成功を収めているのかも知れない。