反仏的書店員の陰謀
某書店のフランス史のコーナーで「パリの移民・外国人―欧州統合時代の共生社会」という本が平積みされていた。
- 作者: 本間圭一
- 出版社/メーカー: 高文研
- 発売日: 2001/06
- メディア: 単行本
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なかなかタイムリーなものを並べていますなあと思ったらその隣にこの前ネタにした「パリは燃えているか」と、アンドレ・モーロワの「フランス敗れたり」が置いてあるのはどういうことだろう。
- 作者: アンドレモーロワ,Andr´e Maurois,高野弥一郎
- 出版社/メーカー: ウェッジ
- 発売日: 2005/05/01
- メディア: 単行本
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「フランス敗れたり」も「パリは燃えているか」も第二次大戦のフランスを扱った本で今のフランスの移民問題とは関係ないぞ。
もちろんたまたまこんな風に並んでいるだけかもしれない。でも今このタイミングで「パリは燃えているか」なんてタイトルの本が平積みされているのは絶対偶然じゃないだろう。
何か狙っているのだ。
きっとこの本の並びには、並べた書店員からのメッセージが隠されているに違いない。「フランスの移民政策は敗れて、パリは燃えている」って?
いやあ、フランス嫌われてますなあ。