年齢を加えることの哀しみについて


宇宙家族カールビンソン (1) (講談社漫画文庫)

宇宙家族カールビンソン (1) (講談社漫画文庫)


宇宙家族カールビンソン (2) (講談社漫画文庫)

宇宙家族カールビンソン (2) (講談社漫画文庫)


あさりよしとおの名作、ついに文庫化。
それ以前に単行本になるのはこれで何回目だろう。
しかし年をとると何が哀しいといってですね。
昔は何の事やらさっぱりわからなかった。「ジッソー君」*1や「巨大カニ怪獣の名前が『プロレタリア1号』で必殺兵器がカニ光線」*2というギャグが今はちょっと読んだだけですぐにネタがわかってしまうのですね。
ああ、とても哀しいなあ。
なんかとてつもなく無意味に年をとったような気がするぞ。

*1:実相時昭雄監督のこと

*2:カニ光線=蟹工船=小林多喜二=プロレタリア文学