『Star Wars Galaxies』で作曲活動ができない理由

http://hotwired.goo.ne.jp/news/20050609206.html

ミュージシャンになると、キャラクターはスライザーホーンやオムニボックス(スクリーンショット)、ナラーゴンといった想像上の楽器(スクリーンショット)を「演奏」する(スクリーンショット)が、弾けるのはあらかじめ用意された一握りの曲に限られている。このような制限が課されているのは、ゲーム世界のミュージシャンたちが現実世界では著作権で保護されている音楽を演奏した場合に、悪夢のような法廷闘争が起きる危険性を、ゲームの制作元である米ソニー・オンラインエンタテインメント(SOE)社と米ルーカスアーツ・エンタテインメント社の弁護士たちが懸念したためだ。

この話?

大規模なマルチプレイヤー型バーチャルワールドを運営するある有名企業が、そのバーチャルワールドに新しいスペースを追加することを検討していた。そのスペースの性質上、キャラクターはおそらく音楽を作ろうとする。そこでプログラマは仮想の楽器一式、そしてプレイヤーが独自の楽器を作る道具を作成した。計画では、現実世界で人々が音楽を作るのと同じ理屈でプレイヤーが仮想の楽器を手に入れ、音楽を作るというものだった。

しかし、経営陣は弁護士から受けたアドバイスに従い、そのアイデアを拒絶した。著作権侵害のおそれがあるというのがその理由だった。問題は、プレイヤーが仮想楽器で著作権のある曲を演奏するかもしれず、そしてそれを防げないとゲーム会社が寄与過失を問われたり、プレイヤーの身代わりとして著作権侵害で訴えられる可能性があることだった。