インテリが作って……

おとくライン」の不正営業活動で日本テレコムに行政指導
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2005/06/09/7945.html

総務省によれば、2004年9月から2005年1月にかけて、おとくラインの二次代理店3社の営業担当者が、本人の承諾を得ずに申込書を12件分作成していたという。これを受けて総務省では、「電気通信役務の利用者利益保護の観点から見て、極めて悪質な事案」だったとして、適正な管理の徹底と再発防止を求めている。

昔、「新聞はインテリが作ってヤクザが売る商売」と言われてきたがみんなそうなってきたなあ。
上部構造と下部構造の分離が顕著。

ちなみに新佃島・映画ジャーナルのGoogle AdSense顛末記(十)を読む限りでは時価総額でメディア企業の頂点になったGoogleも実体は「ヤッピーが作ってヤクザがお相手をする」商売らしい。

今回のことで僕は、「Googleはまともな会社ではない」と思い知らされ、「まともでない会社と話をすることはできない」との結論に達した。これが世界有数のITベンチャー企業のお粗末な実態である。いずれまともな会社になっていくことも考えられるし、そうなってくれなければ困るわけだが、少なくとも今の段階でGoogleは最低の会社だと断言して構わないと思う。技術は最先端でも、その技術力に会社組織としての成長が追いついていないのではないだろうか。