Wikipediaとアンチエリート主義

試練を迎えるWikipedia(YAMDAS現更新履歴)

似たようなネタを先に書かれてしまった。さすがはWikiWayの訳者の人である。
実はシンクロシニティというか日本国内でも同じような話題が出ている。
ハードSF原理主義作家、野尻抱介氏の掲示板でもWikipedia論争が起きていて、wikipediaスイングバイの記述がどうしたものかという指摘スイングバイの正しい説明を求むから始まって、プロの物理学者の人がいろいろとツッコミを入れている。

Wikipedia
|烏合の衆が手がけて意味のあるものとそうでないものを截然と分けるのが、文化的な見識というもの。

 まったくその通りだと思うのですが、それを截然と分けるかどうか判断できなくなってくるのが、いま人類が直面している情報洪水ではないでしょうか。そういうとき、烏合の衆だけでなんとかしようとして試みられているのが検索エンジンWikipediaのたぐいなわけで。

ちなみに足下のはてなダイアリーでもキーワード関連で人類は月にいっていない論争というのが起きているようだ(http://hdd.g.hatena.ne.jp/naka64/20050103#1104710330)。

来年のblog界を予想してみるで専門Blogの台頭なんてのを書いたが専門知VS集合知というのも今年のNet界の思潮になるのだろうか?

2005/01/25
http://d.hatena.ne.jp/moleskin/20050125/p3に追記事項あり。