京都名庭を歩く

京都名庭を歩く (光文社新書)

京都名庭を歩く (光文社新書)

京都周辺の日本庭園の名庭27を著者独自の視点から解説する本。ただこの視点というのがやっかいで、なにかというと小堀遠州と西洋式庭園の影響がが出てくるのである。著者によるとあの竜安寺の石庭も小堀遠州作で黄金分割が巧みに応用されているそうな。
旅行計画を立てるのが好きな人間には大変危険な本。ただ一ヶ月前に拝観の申し込みをしないといけない庭もあるので注意。