世界は救われていたらしい

Radium Software Developmentの9/9の記事、「040909 - Stanislav Petrov」

冷戦の只中であった1983年9月26日のこと,モスクワ近郊に配置されたバンカーの1つである Serpukhov-15 において,米国からのミサイル攻撃を告げる警報が突然鳴り始めた。最初は一発,続いて一発,また一発と警報は増え続け,最終的に計5発の大陸間弾道ミサイル (Intercontinental Ballistic Missile - ICBM) がソビエト連邦に接近しつつあると報告された。
(中略)
目の前の操作パネルには「開始」と刻印されたボタンが赤く眩しい光を放っている。もしソビエト連邦を狙って飛来するミサイルを検知したならば,このボタンを押して報復攻撃を開始せよと指示されている。しかし,このボタンを押せば,警報の正誤に係わらず,確実に核戦争は始まってしまうだろう。そうすれば,相互確証破壊 (Mutually Assured Destruction - MAD) の理論の元に,双方の国土は焦土と化してしまうかもしれない。

こえー。
たぶんこの日記を見ている人達はアレゲな業界の人達ばかりでしょうから、お仕事はちゃんとしましょうね。

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