哲学を実装する時代

普遍論争/山内 志朗 ISBN:4886790534
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ぬう.
まあこの辺の適当な本を漁ろう.
なんでこんな本に興味を持ったかというと,Semantic Webを巡る論争というのが,どうも中世までは行き過ぎかもしれないが,実在論唯名論の論争まで遡るような根深い代物ではないかと思うようになってきたからだ.
で問題はどっちがどっちなんだろうね(笑)いまのところSemantic Web派を実在論派,唯名論を反Semantic Web派にしているが逆かもしれん(笑)
で僕はやっぱりいまだ反Semantic Web派でThe Web KANZAKIの

友達を表す語彙について先日メモしたばかりだが、Ian DavisとEric VitielloによるRelationship Vocabularyが更新された。名前空間が安定したほか、lostContactWith, knowsOf, wouldLikeToKnowといった多数の新しい語彙が追加され、プロパティの数は33にものぼる。実際にこんなに細かく人間関係を記述して公開したいと思うかどうかはともかく、いざというときには利用できそうだ。
なんかを読んで「属性をひたすら並び立てても本質なぞ記述できんわ,がはは」と思うのだがこれは哲学的にはどういう立場なんだ(笑).
やっぱ勉強しなおす必要があるなあ.

追記
まじめな話をすると,友達関係というのは属性じゃなくて行動の振る舞いで決まるんじゃないかと思う.AさんとBさんの関係と言うのは当人たちの申告ではなく,例えばメールのやりとりがどのくらいあるとか,オフでどのくらいつきあいがあるとか,一緒に仕事してるとかそういったデータの蓄積で判断したほうがええんやないかと.でもそうなるとAさんとBさんの間を判定するには観測者Cさん(コンピュータでもいいが)が必要だね.


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