CNET TrackBack熱終了?

Trackbackを受けつけるようになったCNETだが,早くもTrackback熱は冷めかけているようである.
15時30分くらいに休憩のついでにCNETを眺めてみたが,2件以上TrackBackのついている記事は2つしかなかった.一番Trackback多いのはMS Officeの代替品となるか? StarSuiteが1980円で登場の記事で7件である.後は3件の記事がひとつ.1件という記事がいくつかあるが,これらは全て同一人物が1行コメントをつけてるだけのでカウントしない.
Tarckback熱が冷めてしまった理由はいくつか考えられる.

  • みんながTarckbackをつけられる記事は実は限られている.StarSuiteの記事などはつけやすいが,NECソフト、中国SI企業と「SemanticObjects」活用ソリューションを開発TrackBackをつけたい,あるいはつけることのできる人間など限られている
  • 記事の寿命が短い.普通のBlogであれば最新エントリはTopページ上に,最低3日くらいは存在しつづけるだろうが,Cnetの場合,記事がTopページ上に存在しつづける時間はよくて半日くらいだろう.アーカイブ行きになった記事が読まれる回数は小さいし,trackbackが打たれる回数はさらに少なくなる.
  • Trackbackを誘うような誘導がなされていない.Topページの記事インデックスからは,各記事にいくつTrackbackが打たれているのか分からない.各記事を読みにいかないとtrackbackがついている件数が分からないのである.Trackbackにも数は数を呼ぶという側面があり,記事インデックスでもコメント件数の表示は欲しいところだ.

上の1,2はNewsサイトという性格上やむを得ないだろうが,3はどうにかなるのではないだろうか?例えば日経ITProには,昨日のヒットランキングとか参考になったランキングがある.ヒットランキングや参考になったランキングの上位の記事はそれだけ関心を集めた記事ということになる.CNETも同じようにTrackbackの多かった記事のランキングを設ければよいのである.これならアーカイブ送りになった記事もTrackBackが多ければTopページに残り続けるのでTrackbackがさらにつきやすくなる.
日経ItProにはだいぶ昔から記事にコメントをつける機能があり,結構賑わっている.CNETもその線を狙ったんじゃないかと思うのだけど,このままでは沈没は免れない.善処を望みたい.
#やっぱり文体がへんだなあ


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