Amazonの罠

よくある話らしいがAmazonの罠に落ちてしまった。
DVD20%引きの奴を予約したら、配送予定日を過ぎても来ないというやつである。
いつもならDVDは新宿西口のヨドバシで買う。しかしこいつは発売日が平日だったのでわざわざこいつのために電車賃をかけて新宿に行くのはもったいないと思ったのだ。
素直にヨドバシで買っておけばよかったと反省。ヨドバシではなぜか発売早々売り切れてしまったのでもう手に入らない。ヨドバシ以外のポイントカードは持っていないのでビックカメラさくらやで買うのは同じ10%引きでもポイントの分損になる。新宿西口のヨドバシは最近というかDVDの売り場がホビー館から西口本店の4階に移ってからDVDやCDの扱いが冷淡になったと思う。必然的に在庫を多く抱える商売になるので量販店とは反りが合わないのかもしれない。
ちなみにこの罠に落ちた人間はみんな、予約注文を取り消して、再度注文、つまり予約割引ではなく定価で注文するとすぐに来るんじゃないかという疑惑に駆られるようだ。
ある仮説によるとAmazonの注文処理はスタック式、つまり"First In, Last Out"で行われているので早めに注文した人ほど割を食うシステムになっているようだ。(配列なお話 | もっとコンピュータが好きになるblog)この仮説が正しいとすると今すぐ注文するとあっさり来る事になる。
仮説を検証してみようかと思ったが、6000円×20%の1200円は実験のコストとしては高すぎる。
今日一杯様子を見て来ないようなら苦情を入れてみようと思うが、Amazon.co.jpには、「心の底から欲しい物」は注文しないほうがいいのです!や、 ITニュース、ほか何でもあり。:最近は予約品は発売日には届かないのでしょうか。で紹介されているようなテンプレな回答が返ってくるのは目に見えているしなあ。
やはり寡占企業イクない!ってことか。

編集部のいらない新聞

昨日の続き。
編集部のいらない新聞というものを考えてみた。そもそも市民一人一人が記者となりうる時代にその上に立つ編集部なる特権階級があるのが問題なのだ。
記事を書くのが市民ならば、ポータルであるネット新聞のサイトにどの記事を載せるかというのも市民が決めるべきだ。
構成は表サイトと裏サイトからなる。まず市民記者が裏サイトに自分の記事を投稿する。そして投稿された記事を市民記者達が採点する。そして一定以上のスコアが得られた記事を表サイトに掲載するのだ。
システムを単純にするには投票製にするのがよいだろう。民主的だし。
基本的に一人一票というのがよいかな。またコメントも付けられるとよいかもしれない。また票数はスコアリングとしても役に立つ。多くの人間が票を投じた記事はそれだけ価値が高いはずだ。だから表サイトに出たニュースのヘッドラインには得票数の数字が添えられるのである。得票数3票…。
ん?ひょっとしてこれは、はてなブックマークに近くないか?
実ははてなブックマーク編集部のいらない新聞なのではないか?
最近の人気エントリーは一面、注目のエントリーを社会面を見立てることはできる。他にもカテゴリごとに読書面やスポーツ面がある。アニメ面なんてのもあるのはご愛敬だが。
いってみればBlog界の新聞、はてな新聞としても機能しているんじゃないだろうか?はてなブックマークは。
ちょっと怖い考えになってきたかも。
実は市民ジャーナリズムなんてものはいらないのではないだろうか?
それに市民記者やPJなんて面妖なものもいらないんじゃないだろうか?
十分な数の書き手と、適当な数のWatcher、そしてはてなブックマークのようなシステムがあればネットジャーナリズムは成立するんじゃないだろうか?
ホリエモンライブドアPJで犯した過ちは、人々の神経を逆撫で、じゃないや、固定観念を打破する言動や行動でのしあがって来た彼らしくもないことに、新聞という者はライブドアPJのようなネット新聞でもやはり編集部と記者が必要だという固定観念に囚われてしまったことではないのか?
大体ホリエモン自身も江川昭子氏のインタビューでこう語っているじゃないか。

ライブドアは、「市民記者」を募集し、自らのサイトのニュースに自前の記事を載せ始めている。その規模を拡大し、既存メディアの情報も取り込みつつ、ニュースサイトを充実させていくつもりだという。そして、新聞を発行し、そこでアクセス数が多い記事を紙面に載せていく。人気のある記事は大きく扱い、そうでないものは載らない。その扱いは、もっぱらサイトの読者の人気ランキングにより、新聞社の価値判断は一切入れない。

「人気がなければ消えていく、人気が上がれば大きく扱われる。完全に市場原理。我々は、操作をせずに、読み手と書き手をマッチングさせるだけ」

こう語っているにもかかわらずライブドアのニュースサイトはアクセスランキングがある程度の平凡なものに留まっている。Yahooの真似っことまでは言わないけど。こういうラジカルなコンセプトを打ち出すならライブドアのニュースサイトもGoogleニュース並のラジカルなものであってしかるべきだ。
コンセプトがあっても自分達では形に出来ない。このあたりはやはりIT企業ではあってもギークの企業ではないという限界なのだろう。
となるとライブドアの次の買収目標は、日本有数のギーク梁山泊集団となりつつあるあの会社なのか?

映画版クロマティ高校の内容予想

今夏公開予定の映画「魁(さきがけ)!!クロマティ高校THE☆MOVIE」について、プロ野球巨人のウォーレン・クロマティさん(51)が29日、「氏名を無断で使われ、パブリシティ権(著名人がネームバリューの経済的価値を独占的に使う権利)を侵害された」として、公開差し止めの仮処分を東京地裁に申し立てた。

実は映画版クロマティ高校ウォーレン・クロマティ自身が出演していて神山とがっちり握手を交わすという展開に1票。