先生はえらい
- 作者: 内田樹
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2005/01/01
- メディア: 新書
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Blogが楽になる本です。
- Blogを読むのが楽になります。誤解してもいいんです。
- Blogを書くのも楽になります。誤解されてもいいんです。
「先生はえらい」という表題ですが、本質的にはコミュニケーションについて書かれた本でして
コミュニケーションは常に誤解の余地があるように構造化されているのです。うっかり聞き間違えると、けっこう深刻な影響がでるように、ことばはわざとわかりにくく出来上がっているのです。
109ページ
や
コミュニケーションにおいて「正解」というものを決めてしまうと、ほとんどの人間はその存在理由を失って、人間じゃなくなってしまいます。
そんなの困りますね。
151ページ
なんて記述を読むと、日頃、理系Blogや硬派Blogから発せられる「誤解は敵失である」みたいな毒電波を浴びている身としては心底ほっとします。
この定義からいくとあれは「コミュニケーション」じゃないよね。じゃあなんだろう?「暴力」?
これからは理系や硬派の時代ではなくて誤解を抱擁できる「文系やわらかBlog」の時代なのでしょう。きっと。
<ナチ高官>「ゲーリングに毒物渡した」元看守が名乗りで
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050208-00000026-mai-int
「ロシア皇帝の密約 (新潮文庫)」の真相が明らかにって、現在絶版だそうな。orz。
パンダの死体はよみがえる
- 作者: 遠藤秀紀
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2005/02/08
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ピックアップだけ。
上野の国立科学博物館の新館の3階に剥製がいっぱい収められたディスプレイがある。
中にはパンダの剥製なんかもあったりして行ってみて驚いたのだが、このディスプレイを企画したのが著者らしい。
パラパラと読んでみた限りでは自分の仕事に激烈な(本当に激烈な)誇りを持っている方のようである。
とりあえず買う事は内定。
もしパソコンが燃えたら?――トラブル解決法を説く新刊書
コンピューターの愛用者なら、飲み物をマシンの近くに置くといったありがちなミスを避けなくてはいけないことは十分に承知しているはずだ。
AQUARIUS……。
大丈夫。ふたが閉まってるもん。
六畳間の床が抜け男性落下、けが 東京・目白のアパート
http://www.asahi.com/national/update/0207/016.html
この件に触れないのは不自然だと思うのは自意識過剰だろうか。
うちは1階です。念のため。