風邪

子供は風の子、都会は風邪の巣である。
というわけでBloggerの間で流行っている風邪なるものも私も召してしまったのだよ。
実は先週の月曜日にも風邪気味になって、「これはやばい」と思ったので定時で帰って、秘技8時間睡眠で直した。なぜ8時間睡眠が秘技なのかは(コ)の業界の人間ならわかるであろう。
これで直ったかに見えたのだが、金曜日にあたりからまた風邪をひいてしまった。ぶり返したのか、また誰かにうつされたのかはわからない。
なにせ、社内でもゲホンゲホンやっている奴はいるし、会社の外でもゲホンゲホンやっている奴はいる。行き帰りの電車の中でもそうだ。こんな環境では春になるまで風邪のウイルスと同居してるも同然である。
問題は今ひいている風邪が、会社には余裕で来れる程度の症状でしかないということで、その代わり括弧が合わないとか、関数の後ろに;がないとか、スペルをよく間違えるとかいう仕事に差し支える程度の症状が頻発しているのである。
もちろんこれは目に見える症状であって、目に見えない症状というと…あとでじっくりコードレビューしないとあかんなあ。

高校生が大学に入ったら読みたい本。

「高校生が選ぶ『大学に入ったら 読みたい本100選』」
http://www.lib.saga-u.ac.jp/100home.html

各所で話題。はてなで言及している人もいっぱい。 (http://d.hatena.ne.jp/http?//www.lib.saga-u.ac.jp/100home.html)
はっきりいって「読みたい本」じゃなくて、「名前を知っている本100冊」の間違いだろう。特にトップ10はそうだ。だから「そんな本大学に入る前に自分で読めよ」なんて批判は無意味だ。このアンケートに答えた高校生の大部分は「ハリー・ポッター」、「世界の中心で、愛をさけぶ」、「バカの壁」、「Deep Love」、「“It”(それ)と呼ばれた子 」以外の本が地球上に存在するとは思っていないのだ。むしろそのことに戦慄すべきである。
ところで大学に入れて欲しい本というとやはり個人では購入するのが難しい高価な本や高価な全集であろう。
というわけで入れるべき本の筆頭は「定本ラブクラフト全集」…ってネタを書こうと思ったら絶版であったorz。当然だな。十年以上前の話だ。今じゃ古本屋で結構な値段が付いているらしい。
とにかくこの手のアンケートには国書刊行会の全集ものを書いておけば後々の世のため人のためになるのは間違いないのだ。今なら何だろうね?「現代魔術大系」?