子守り唄の誕生

子守り唄の誕生 (講談社学術文庫)

子守り唄の誕生 (講談社学術文庫)

読み途中。
童謡「赤とんぼ」に出てくる十五で嫁に行ってしまった「ネイヤ」、このネイヤは子守奉公に出された女の子のことで守り子と呼ばれた。この守り子達が子守奉公の辛さ、厳しさ、寄る辺なさを唄に託した「守り子唄」と呼ばれる子守唄は日本にしかないジャンルだそうな。
本書は「五木の子守唄」を初めとする子守唄の歌詞を読み解くことにより、この守り子達の実像を解き明かそうという本。