新書はどうなるのかね

日本文芸社パンドラ新書に続き、祥伝社から祥伝社新書が創刊されました。もう大変。

抗癌剤―知らずに亡くなる年間30万人 (祥伝社新書 (001))

抗癌剤―知らずに亡くなる年間30万人 (祥伝社新書 (001))

ガンダム・モデル進化論 (祥伝社新書 (004))

ガンダム・モデル進化論 (祥伝社新書 (004))

「震度7」を生き抜く―被災地医師が得た教訓 (祥伝社新書 (003))

「震度7」を生き抜く―被災地医師が得た教訓 (祥伝社新書 (003))

ウチの社長は外国人―成功起業家10人のサムライ精神 (祥伝社新書 (005))

ウチの社長は外国人―成功起業家10人のサムライ精神 (祥伝社新書 (005))

手垢のついた著者に手垢のついたことを書かせる日本文芸社パンドラ新書と違い、今の話題を取り上げるというのは大いに好感が持てます。ご祝儀で一冊買いました。
しかしこれで日本文芸社パンドラ新書、先月のちくまプリマー新書と合わせると、今年に入って発行される新書の数が10冊以上増えてしまったわけで。
ベストセラーが出る確率が上がったと見るべきか、末期的な状況と見るべきなのか、どっちでしょうねえ。
ちなみに某書店では新書の新刊コーナーのところで、日本文芸社パンドラ新書のところだけ20センチくらいの山になってました。まわりの新書と比べると高層ビルのような高さで売れてない感が見事に演出されています。書店員の無言のプロテストのようなものを感じるのは私だけでしょうか。

追記
筑摩プリマー新書は次は3/9で月三冊ペースくらいらしい。