「トラウマの発見」 VS 「危ない精神分析」

トラウマの発見 (講談社選書メチエ)

トラウマの発見 (講談社選書メチエ)

危ない精神分析―マインドハッカーたちの詐術

危ない精神分析―マインドハッカーたちの詐術

大したことではないのだが「トラウマの発見」が注釈で「危ない精神分析」に妙な言い回しで言及しているのが、気になった。
いわゆるジュディス・ハーマンと「偽の記憶」に関する問題で、「トラウマの発見」の森茂起氏は「危ない精神分析」について、精神療法や日本の臨床の現場に認識について賛成出来ない点が多々あるが、アメリカでハーマンに対する批判が高まっているのは事実らしいという妙な書き方をしている。
この辺の問題について自分で調べて深入りする気はないが、かといって無視もできないということなのだろうなあ。