ジェフリー・アーチャーに盗作疑惑

アーチャー氏が関与?=赤道ギニアのクーデター未遂−英紙
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041013-00000397-jij-int
赤道ギニアのクーデター未遂事件
http://www.worldtimes.co.jp/w/africa/africa2/kr040828.html


この手の話というとフレデリック・フォーサイス戦争の犬たち (上) (角川文庫)が有名なわけですけどね。(フレデリック・フォーサイスの弁明)

フォーサイスを語る上で欠かせない逸話として、その著書『ジャッカルの日』の印税により、ナイジェリアでの独立戦争に敗れ、祖国を失ったビアフラ人のために傭兵部隊を雇い、赤道ギニア共和国に対しクーデタによる政権転覆を1972年に図った。

同じ場所で二番煎じのクーデターをやるとはどういうつもりでしょうか?ジェフリー・アーチャー?
しかもフォーサイス氏の場合は行き場の無くなったビアフラ難民の収容が目的だったのに、アーチャー氏の場合は地下資源が目的らしく、戦争の犬たち (上) (角川文庫)の表のストーリーそのまんまですな。盗作丸パクリで訴えられても知りませんな。

それにしてもあの国の作家の伝統は21世紀になっても健在なようで。イアン・フレミングなんかは第二次世界大戦中に英国情報部のスパイとして007よりずっと面白いことをやってたはずだ。他には革命直後のロシアで暗躍したサマセット・モームもいる。(参考資料 スパイだったスパイ小説家たち (新潮選書)など)その点我が国は自称元傭兵とかそういうのばっかやん。誰とは言わないけど。