松本零士作品に学ぶ創作造語権の重要性

また松本氏は、「自分が描いたマンガの中で自分が苦労して編み出した言葉、いわば『創作造語』とでも言うべきものが簡単に盗用されてしまう」「というより、現在はそれの盗用を著作権法上防止する規制がないの江、盗用という意識すらない」と語った上で「このような『創作造語』についても早急に著作権で保護するような制度を整備して欲しい」とも主張していた。

みんなこの件で松本零士センセイを馬鹿にしているようだが、はっきり言おう、君たちには松本零士センセイを馬鹿にする資格はない。いまからそれを証明して見せてあげよう。

たしか「ワダチ」(1973-74年 少年マガジン連載)だよな。
主人公のワダチは大四畳半タイプのキャラ。地球が滅亡するというので他所の惑星に移住しようという物語である。
で、移住先の惑星の名前を公募するという話になってワダチ君は「大地球」というベタな名前を思いつくんだけど科学者(3高タイプでワダチ君の敵)に一笑に付される。
ところがその科学者が自分でちゃっかり「大地球」で応募して採用されてしまうのだ。
科学者曰く「誰でも思いつく名前で、実は僕も考えていたんだ」そうで。
はら、「創作造語権」って大事でしょ(笑)

こういうエピソードをぱっと思い出せる人間以外はセンセイを批判する資格はないのだ。わかったかね?若造諸君。

via Easy Lazy Diary?

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