ウェブログ専用機を考えてみる

スラドの「文豪 ひっそりと終わる」を読んで、なんとかワープロ専用機を復活させられないかと考えた。A5 サイズ660g アルカリ4本で60時間なんてマシンは確かに欲しい。
ここは一つウェブログブームに乗る形で、ウェブログ専用機として復活させてみるのはどうだろうか?ウェブログを書くには文書作成機能さえあれば済む。その気になれば携帯や京ポンでさえ書ける。パソコンを使うのはオーバースペックだ。
ウェブログを書きたいと思っていてもパソコンを持っていない人。あるいは中高年に多いのだが未だにワープロ専用機しか使えない人もいる、こうした層をターゲットにして売り込みを図る。偉大なBlogger眞鍋かをり先生あたりをCMに起用すれば、軽く10万台は捌けるはずだ。

もちろんスペック的には今の時代に通用するものが必要だ。最低限以下のような線は譲れない。

  1. ちゃんとしたキーボードでA5サイズ、500グラムが目標。
  2. 外観は白。iBook風に仕立てる。Mac欲しいな層にも買わせるため。
  3. バッテリー持続時間は最低20時間。
  4. 640×480 65536色液晶。バックライト付。
  5. インターフェスはSDスロット×2、USB×2、100BaseT。オプションで無線LAN、Buletooth、AirHを内蔵。
  6. ストレージはフラッシュメモリ。最低256MBは必要。さらに拡張メモリおよび外部ストレージの使用も可能。
  7. 中身は考えるのが面倒なのでりなザウを流用。よって製造元は自動的にSHARPになる。
  8. OSはLinuxオープンソースで高好感度&オタ層の取り込みを図る。
  9. GUIKDEベース。Aqua風にしてiBook風のルックスに合わせる。
  10. ブラウザは標準搭載。Operaあたりが妥当か。
  11. エディタにはBlogWriteのようなBlog編集機能をつける。
  12. フォトログ用に画像編集ソフトもつける。
  13. 上級者用に隠しコマンドプロンプト付。Perlは標準搭載。はてダラやただダラも密かに搭載。
  14. メールソフトなどは基本的に外付け、つまりGmailなどを使用する。
  15. 各社ウェブログサービスへのオンラインサインアップ機能。livedoor Blog PROやココログ プロなどの有料Blogサービスの3ヶ月間無料使用権付。Greemixiの参加権もついているので買ったその日からソーシャルネットワークが使える。
  16. おまけゲームとして「ドラゴンクエスト」、「ファイナルファンタジー」が付属。

スペック的にはこれで必要十分として問題は価格だ。ハンドヘルドPCの失敗事例からいっても5万円以下に抑えないと厳しい。しかしどう考えても10万円は軽くオーバーしそうだ。本体だけで利益を取るのは不可能だ。シグマリオンのように価格補填が必要だろう。
こうなるとこの業界は誰の出番かというと、普通なら孫先生の出番なのだが、しばらくは電話方面で忙しそうだ。孫先生が駄目となると、日本にはもうあのお方しかいない。
「助けてほりえもーん!」
そう、ビジネスモデルはほりえもんです。ノブレス・オブリージェということで開発費用と赤字の補填はライブドアに被っていただきましょう。赤字40億の企業を買収してもOKと言っているのだからこのくらいは軽い軽い。ベストセラー、「稼ぐが勝ち ゼロから100億、ボクのやり方」の著者、堀江貴文大先生なら絶対に黒字化できるはずです。僕はそう信じてます。
勝手に。



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