「息子の交通事故死なぜ」判決確定後に両親“再提訴”

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031118-00000304-yom-soci

一応.自分も交通事故で肉親を失っていると断っておく.
本来この手の意見を述べるのに特権的な立場が必要とは思わないけど.
最近,この手の話は多いが,結局こういう人たちが求めているのは,自分たちが信じられる真実であって,事実ではないんだよね.しかも最近の社会,特にマスメディアのありよう,さらにはマスとは対極にあるはずのこの日記のようなパーソナルなメディアすらもが,この手の主観的真実の追究を煽り立てる.そして被害者,犠牲者は常に全て正しいという風潮.
止める人間は周囲には誰もいない.いるわけがない.むしろけしかける人間ばかりだろう.この御両親はこの裁判で敗訴しても諦めずに一生真相の追究をやり続けるのかだろうか?
今の世の中,加害者にだけはなりたくないものだ.もちろん被害者はもっと嫌だが.
こういう世の中の行き着く先はI am sorryと言わない社会.何かお話するにも弁護士通してという社会になるんだろう,きっと.