毎日新聞の世論調査を断ってしまって後悔している

毎日新聞が21、22の両日実施した世論調査によると、支持政党で自民党を挙げた人は28%で、昨年11月の前回調査より7ポイントも減少した。さきの衆院選ライブドア堀江貴文社長を自民党が実質支援したことや、耐震データ偽造問題で同党議員の関係が追及されていることが影響した、との見方が与野党から出ている。

土曜日の午前中、ケータイじゃない方に電話がかかってきた。
いつもならそっちの方は留守電に任せるのだが、寝ぼけていたせいかついうっかり受話器を取ってしまい、するといきなり……


突然失礼します。私、毎日新聞世論調査部の○○と申します。この度、お宅様が*1無作為抽出により世論調査の対象に選ばれました。小泉政権についてのいくつかの質問に数字でお答えいただきます。なおお宅様の電話番号と回答の数字は外部には漏れない事になっておりますのでご安心下さい。

といったようなことを一気呵成にぱーっとまくし立てる。この有無を言わせぬ口調に少し腹が立った。誰が答えてやるか。それでも僕も一応日本人であるから、「申し訳ないのですが……」と婉曲に断ろうしたが、それでもくどくどしつこいので、「切りますよ、ごめんなさいね」と言って、ぴしっと切った。
切ってから、しまったと思った。


小泉政権に鉄槌を下すチャンスではないか!!!!

その世論調査自民党小泉政権に×となる選択肢を全部選ぶって手があったぞ。どうせ世論調査のサンプル数なんて数千から数万、多くても数十万くらいだろう。だからこの世論調査における一票の価値は衆参議院選挙における有権者数千人、数万人くらいの価値があるのだ。なんてこった。小泉糞食らえ一万人分の絶好のチャンスを逃したぞ。ついでにいうとBlogの絶好のネタも逃したことになる。世論調査の質問と選択肢をメモっておいて、「これが世論調査だ!」とかいうタイトルで公開すれば結構ウケただろうに。
いかんなあ、いつも思うのだが好奇心の踏み込みが一歩足りない。
もしもし、毎日新聞さん、いつでもいいですからウチに電話下さい。何でもお答えします。


いやしかし、ちょっと無愛想な以外は怪しい勧誘と大して変わらんような電話がかかってきて、それでめんどくさそうな質問に全部答えちゃう人って、どういう人なんだろう。やっぱり世論調査って母集団になる人達に偏りがあるんじゃないかな?

*1:原文のママ