続々・ソフトウェア業界と建設業界は似ていた

なんか、ついに連載化してしまったこのシリーズである。

今回は建設業界というよりは土木業界なのだが、そういう業界とソフトウェア業界との素敵なコラボレーションのお話である。

国交省によると、無断修整は7月、九州の国道事務所の検査で発覚した。山を切り崩した斜面が雨で浸食され、溝ができているのに、写真ではきれいに整えられているように写っていた。工事車両をなくしたり、タイヤの跡を消したりもしていた。業者がパソコンでの修整を認めたため、同省は口頭注意した。

写真をパソコンで修正というのだから、Photoshopか何かで修正したのかしらん。
でもこれ、道路工事自体はちゃんと完成しているのだろうか。田舎のもの凄い山奥の、悪い言いかたをすると、熊しか通らないみたいなひどい言われかたをするような場所だったら、実際に工事をしなくても、工事をしましたよという写真自体をでっち上げて当局に提出すればそれで通ってしまうのではないだろうか。
国交省は写真の修正の方ばかりに目が向いてるようだが、まず写真に撮られている道路が本当に実在するのかというあたりから疑ってみるべきではないかな。