ちょっと切り貼りをしてみる

だが、地球温暖化はほんとうに科学的に確証された真実なのか? それが真実としてまかりとおっている背後には、特定の人間の意図や権力が介在し、一部の人々だけが経済的恩恵に浴しているのではないか――そうした問題意識により、本書は地球温暖化を信奉する環境保護思想家たちと「環境教の熱烈な批判者」たちとの、激越で時にコミカルな論争を描く。

奇妙なタイトルは、後者の代表格である社会学者ホフマン教授が、現代において支配的な〈政治・法曹・メディア〉複合体が、たとえ根拠がなくとも何らかの恐怖を広め大衆を操作してしまう構図を「恐怖の極相(ステイトオブフィア)」と呼ぶところに起因する。

この地球温暖化というあたりをWeb2.0に置換するとこうなるのだろうか

競争の激しいレッドオーシャンを避けて未開拓のブルーオーシャンを目指す、というブルーオーシャン戦略を唱える声がある。敵が少ない所に行った方が成功しやすい、という、まあ正論である。
しかしながら、その戦略そのものは正しいが、これをWeb2.0の環境に当てはめるのは間違いである。ネガティブな例えで言うと地球規模で氷河期が来ているのに、温かい地域を探そうとしても意味は無いのと同じだ。