山内一豊ブームと戦艦大和ブーム


書店の新書コーナーで山内一豊本が対決していた。


山内一豊 負け組からの立身出世学 (PHP新書)

山内一豊 負け組からの立身出世学 (PHP新書)



来年の大河ドラマを当て込んでの事だろう。この土俵には近々、岩波から「山内一豊と千代―戦国武士の家族像 (岩波新書 新赤版 (974))」も参入予定である。
ぱらぱらと読んだ限りでは小和田哲男氏の本のほうが読みやすい。
ただ買うほどのものかというとうーむ。

文庫本のところでは戦艦大和本のミニコーナーが出来ていた。こちらは12月公開予定の映画「男たちの大和/YAMATO」を当て込んでのものだろう。原作の「決定版 男たちの大和〈上〉 (ハルキ文庫)」を中心に「戦艦大和発見 (ハルキ文庫)」や「女たちの大和 (ハルキ文庫)」が並んでいたが、さらにこんなものもあった。


異界戦艦「大和」 (光文社文庫)

異界戦艦「大和」 (光文社文庫)


これはちょっと違うだろうと思った。
結局戦艦大和ブームはこういうあたりに回収されてしまうのかな。