不死鳥のタマゴ
- 作者: 紫堂恭子
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2005/08/01
- メディア: コミック
- クリック: 6回
- この商品を含むブログ (24件) を見る
表紙も含めて紫堂恭子らしからぬところのあるお話。
マイナスの意味でらしからぬのはネタとはいえボーイズラブ方面に走っていること。この絵柄であれは止めて欲しかったが、これもご時世というものだろうか。
プラスの意味でらしからぬのは、自称不死鳥の雛、ちゅん。破壊力満点のキャラで本来なら暗い方向に走るはずの作品世界を思いっきりぶちこわしてしてくれる。
こういうやつは初めて見たな。強いて言えば隊長さんとグラン・ローヴァとアジンのエキスを集め…ても足りないなあ。最強キャラ誕生?
巻末の後書きによると作者自身、ちゅんというキャラクターがいつ誕生したのかよくわからないらしい。どこか別の世界からやってきたのだろうか。
- 追記
- id:soylent_green様宛。より正確に書くと神官さんタイプのきれいなお兄さんの手を主人公が握っているところを女の子が目撃してあらぬ誤解をという話ですわ。この辺のサブストーリーは少し上滑りしているような。