神奈川新聞の謎

大人な対応ができない大人の問題
http://dice-k-express.cocolog-nifty.com/aisaba/2005/07/post_7683.html

神奈川新聞に載った「大人の争い”解決できず」という記事に対する反論。
この件自体はいろんな人がてんこもりに書いていると思うので少し違うことを書いてみます。
実は神奈川新聞はWebに対して非常に進歩的な取り組みをしていることで有名です。
神奈川新聞は現在、自社サイトをカナロコという無料会員制コミュニティーサイトとして運営しています。記事はBlog化され、一部記事はコメントやトラックバックも受け付けます。

カナロコでは、随所にWeblogウェブログ、通称ブログ)を活用しています。
Weblogは、日記形式のコンテンツ更新ツールのことで、最近では個人が簡単にホームページを持つためのツールとしても注目されています。その活用は日記にとどまらず、さまざまなシーンで利用されています。
カナロコでは、ブログのメリットである「情報の整理」に非常に優れている点と、ユーザーとのコミュニケーションを促進するという点を活かすべく、新聞社としては初めてブログの導入に踏み切りました。

ところがジゴロウの件についての記事はWebでは読めません。
意図的に削除された…わけではなくて、ジゴロウの件の記事は神奈川新聞の「断面」というコラムに掲載されたもので、この「断面」というコラムはWeb化、Blog化の対象になっていないというただそれだけの話です。
しかし今回の件、当事者の一方はBlog上で自分の正当性や新聞記事に対する不満を訴えているというのに、神奈川新聞、初めてBlogの導入に踏み切った新聞が該当記事をBlog化してユーザーからのトラックバックを受け付けるようにするどころか、HTML化してサイトにすら上げないというのはなんでしょうね。まさにこういう時のためのコメントやトラックバックでしょう。「ユーザーとのコミュニケーションを促進する」という言葉に反しませんか?
神奈川新聞の今後のフォローに期待しますが、

tvkの大株主そして今のtvk社長が元神奈川新聞社の人ということで
歪んだ記事が載るのではないかと危惧していたのですが、

結果その通りとなりました。

ということを考えるに望み薄かなと。