Stationery Magazine No.1
ステーショナリーマガジン (No.001) (エイムック (1061))
- 出版社/メーカー: 〓出版社
- 発売日: 2005/06
- メディア: ムック
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Moleskineと吉田カバンのコラボレーション企画なるものが載っていて、一瞬このままクラチカ*1に走ろうかと思ったが、1万5000円という値段に足が止まる。よく読むと吉田の既成ラインのポーチにMoleskineの手帳とレシーフのペンがセットになっているというだけの話である。ポーチがPorterとMoleskineのWネームのロゴが入った限定品ならともかくこれでは乗れんなあ。この企画を立てた人はこういうものに飛びつく馬鹿が何を重視しているか全く理解していないようだ。
巻頭特集はSTAEDTLER。あたしのデスクの引き出しに転がっている鉛筆がカラーページに解説付きで収まっているのを見るのは妙な感じだ。
ぱらぱらとめくってみて感動した物。STAEDTLERの自由曲線定規。鉛の芯が入った曲げられる定規である。津軽魚々子塗り鉛筆。漆塗りの鉛筆で一本2000円。万年筆でも漆塗りはあるがこちらは鉛筆だから使っていくうちに削れてちびていく。ひょっとして蒔絵の鉛筆なんてのもあるんだろうか。鋏。木屋オリジナル14175円。三角スケール。断面が三菱型の定規は三角スケールというらしい。初めて知った。ノギス。なんでこんなものまであるんだ。マップメジャー。GPSの世の中にはアナログすぎるがカラフルな同心円で飾られた盤面はとても美しい。美篶堂のカラーブロックメモ、欲しいとは思っているが使う当てがない。
他にもパイロットのゲルインクボールペン、ハイテックCシリーズカラーバリエション全42色一挙公開などただの文房具をスタイリッシュに演出する企画が一杯である。