曖昧なメモが引き起こした事態

ネタが賞味期限切れになりそうなので棚卸し

仙台市宮城野区に住む無職男性(20)が「5月の6日か9日に不特定多数の人を道連れに自殺する」という内容のメモを残して失そうしたと仙台東署に通報があり、県内の小学校などでは6日、児童らの集団下校や教職員による巡回などを行った。同署で注意を呼びかけるとともに、男性の行方を捜している。


同署によると、男性は8日、両親に「いま北海道にいる」と電話。9日に捜しに行って発見した。メモには自殺をほのめかす記述とともに「5月6日or9日(人数)午前7時半」と書いてあったため、不安に思った家族が届け出た。

最初、このニュースは河北新報で知った。毎日の地方版の最初の記事には「5月か日か9日に不特定多数の人を道連れに自殺する」とはっきり書かれているが、河北の記事ではメモの内容がより具体的で、”「六日or九日 7:30」と日時を指定したほか、人数を特定する記載があり、県警は事件予告の可能性もあるとして”と書かれていた。どちらが正しいのだろうかと思っていたら、毎日の続報によればやはりメモの内容は日付と人数だけの曖昧なものだったらしい。
こんな曖昧なメモにみんなが不安になって集団登下校。しかもその不安には根拠がないわけではない。みんなニュースで知ったような悲惨な事件がここでも起きるんじゃないかと不安に思っている。
なんかやな世の中になったなあと思う。