傭兵エレジー

 司令部のラスクル少佐(広報担当)は「個人的にも(斎藤さんを)知っているが、私生活や将来やりたいことを進んで周囲に話すタイプではなかった」。それでも昨年9月に除隊を希望した時は「日本に帰って、家族を持ちたいと思う」との話をしたという。部隊に3年所属すれば仏国籍を申請できるが、斎藤さんは申請しなかった。

外国人部隊は兵士の国籍や信条、宗教、志願・除隊理由などを一切、問わない。斎藤さんが除隊した理由も明らかになっていないが、2004年の除隊の2、3年前から、斎藤さんは「将来に不安を抱き」(韓国人男性)、韓国語の勉強を始めたという。夏休みを利用、訪韓して語学学校に通うなど日々韓国語を勉強していた。斎藤さんは「外国人部隊を除隊しても日本で再就職するのは難しい。韓国語を習得したら新たな可能性があるかもしれない」と語っていたという。



こういう記事を読むとなんか心に染みるなあ。
勝手にストーリーを作ってしまうのもアレだが、兵隊稼業から足を洗ってみたものの今更堅気には戻れず戦場に舞い戻ったとかそういう世界なのか?
ご無事をお祈りします。