ほりえもんを支持するということは

 プロ野球、商風土、そしてメディアのあり方について議論を巻き起こした堀江氏を、私は断固支持する。【柴沼均】

ふと突っ込みを入れてみたくなった。
この記事を書いた毎日新聞の柴沼均記者はライブドアの株を保有しているのだろうか?
堀江氏はライブドアという企業の経営者である。そして経営者を支持するいうのであれば、その経営者の企業の株を買うというのが筋であろう。
そして断固というからには貯金を全部下ろして、全財産をライブドアの株につぎ込むべきである。それがまさに断固という言動の重みをかたちによって示す事ではないだろうか。

私は政治的信条の重みは語る人間がその信条にどこまで身体を賭けているかによってかたちづくられると思っている。

柴沼均記者に限らず、堀江氏を支持すると主張する人は、ライブドアの株を買うべきである。そして署名欄なりブログのプロフィール欄に、ライブドア保有株数10万株、などとライブドア保有株数を明記すべきである。「断固」とか「熱烈」とか「絶対」などと千回書くよりよほど真実味が伝わる。
もちろんライブドアの株を買う、買わないは個人の自由である。しかし堀江社長を信条では支持するが、ライブドアの株を買う気になれないという人は、自分は信条よりも金が大事だと告白しているも同然である。信条は堀江氏に預けられるが、金は堀江氏に預けられないと言っているのであるから。そしてそのような人間の言論は重んずるに値しない。信条に金も身体も賭けられない人間の言う事など無価値である。
女優、安達祐実はかつて“同情するなら金をくれ”の名言により、日本中に感動を巻き起こした。筆者はそれにならって"支持をするなら株を買え"と言いたい。堀江氏への支持が高まる世評とは裏腹にライブドアの株価は2/8に年初来高値 497円を付けて以来下がりっぱなしで、本日は310円台で推移している堀江社長の人気が高いのにライブドアの株価が下がるとはどういうことであろうか。やはり世の中には信条よりも金が大事だという人士が多い証拠であろうか。堀江社長も内心ではこう思っているのではないだろうか。同情するなら株買ってくれと。