情けない
昨年10月に台風23号の強風のため富山港で座礁した航海訓練所(横浜市)の練習帆船「海王丸」は5日、富山市内の造船所での仮修理を終え、本修理のため横浜市内の造船所に向け出港した。到着は11日の予定。
船体にできた約130カ所もの穴などは富山港のドックで直した。だが、自力では航行できず、タグボートで曳航(えいこう)して日本海を西へ。8日に関門海峡を通り、足摺岬沖を経て11日に横浜港に到着する予定だ。
おかしい。
帆船小説なんかだと、敵の砲撃で穴だらけになった船だって、無人島みたいなところで修理すればOKなんだけどなあ。
パナマの死闘 (ハヤカワ文庫 NV 80 海の男ホーンブロワー・シリーズ 5)
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パナマ地峡の太平洋側で穴だらけになった船が自力で修理した後、ホーン岬を経由してイギリスに帰ってきた事例。
まあ海王丸は帆船といっても鋼鉄で出来た船だから、こういう時に簡単に修理できなくて困るなあ。
やはり帆船は木造船に限るって、まあ木造船だと座礁した時にバラバラになって沈んだだろうけど。