世界のイスラーム建築

イスラム建築で世界一週」と腰帯に書いてあるとおり、カーバ神殿から始まって、アルハンブラ、トプ・カプなどの宮殿、チュニシアの砦やクアラルンプールのモスクなど各時代、各地域のイエラム建築を取り上げている。

見開きカラーがどん!とかじゃないんが残念。でもそういうのは新書に期待する事ではないか。

この旅の終わりに行き着くところは東京ディズニーシーのアラビアンコースト代々木上原東京ジャーミイ・トルコ文化センターである。

どちらも著者がみると「年代と様式がごっちゃになっている」とか「十六世紀オスマントルコ風である」という拘りがでてしまうあたりがおもしろい。