マスハドフ元大統領殺害でチェチェン緊迫 独立派報復を宣言

ロシア南部チェチェン共和国の独立派武装勢力の穏健指導者、マスハドフ元共和国大統領(53)が八日、ロシアの特殊部隊の手で殺害されたことで、独立派は今後、対露最強硬派を中心に再結集していくとみられ、血で血を洗う報復の連鎖は避けられない情勢だ。十年余に及ぶチェチェン紛争は、泥沼のテロ戦争へと向かい始めている。

当然の帰結