要注目?

かつて、キュービーというベンチャー企業があった
http://blog.goo.ne.jp/hwj-sasaki/e/a036570c5eb913413e71de885429468a

キュービーというベンチャー企業の創業者の再起の物語なのだが、元社員を名乗る人物からの「事実と違う」というコメントが寄せられ、さらに切り込み隊長からも佐々木俊尚さん、それは微妙に事実と違うと思いますというTBが寄せられた。

これに対し、佐々木氏は「それが事実であればたいへん申し訳なく思っている。取材を差し上げて記事化したいので、ご連絡をいただければと思う」という内容のコメントを書いたにも関わらず、元社員からの連絡がなかったということで、SENTIVISIONの明瀬洋一氏に追加取材。

SENTIVISION明瀬洋一氏に再び取材した
http://blog.goo.ne.jp/hwj-sasaki/e/a58539b0f31b98c20ad0a82b95e0eafb

これで鎮火するか。
かえって炎上するのか。

僕としては情報提供の呼びかけはコメント欄ではなく、エントリとして起こすべきだったと思う。炎上気味のコメントがいくつもついている状況で、本人が現れて情報提供の呼びかけをしてもコメントの渦に埋没して認識されない可能性は大である。
そういうわけで佐々木俊尚氏のBloggerとしての作法にはちょっと疑問。
でもこの件、すでに勢いが失われていて大した騒ぎにはなりそもない予感。この件は当事者以外は大したことは言えない問題なわけだし。

追記
ちょっと偉そうな事を書いてみる。「カフカ短篇集 (岩波文庫)」の後書きにによるとカフカは創作ノートに「鳥籠が鳥を探しに行った」というアフォリズムを記している。これもカフカ流の謎なわけだが、しかしジャーナリストという商売はまさに「鳥を探しに行く鳥籠」ではなかろうか。しかし今回、佐々木氏は二回目のエントリに関する限り、鳥を探しに行く努力を怠っているように見える。