仏を作って魂入れず

サンフランシスコ発--Intelが米国時間2日、リビングルーム向けの未来のPCを披露した。このプロトタイプのデザインはMac Miniとよく似ている。

(中略)

今のところ、このコンセプトPCは単なるモックアップにすぎない

夢を描くのはいいんだけどねえ。
でも、近未来のインテルはこういうマシンに乗せられるCPUを出せるのかね。

ただし、Pentium 4-M系はフルサイズノートPCが中心ターゲットだったのに対して、Dothan-Yonahでは基本的に同じThin&Light(薄型軽量)フォームファクタを狙う。IntelのカテゴリでのT&Lは1.1インチ厚(28mm)前後のノートPCで、この厚みだと、CPUを格納するノートPC本体の厚みは17〜19mm程度になる。この同じ容積に、排熱技術の進歩によってより高TDPのCPUを搭載できるように推進するという方向だ。このスタンスは、次世代CPUのMerom(メロン)世代でも変わらないと見られる。よりパフォーマンスレンジが広がる「Merom」では、TDPが最高45Wにまで上がると言われている。よりハードルが高くなると推測される。熱設計では、TDPと同様にダイのジャンクション部分の温度(Tj)も重要だが、こちらは、まだ明らかになっていない。