デビルマン VS 死霊の盆踊り

文春きいちご賞」とやらで「デビルマン」が2004年の日本映画ワーストワンに決まったそうだ。

2004年度ダメ映画を決める「文春きいちご賞」が日本映画を斬る
http://movies.yahoo.co.jp/m2?ty=nd&id=20050127-00000007-flix-ent

しかし某所のランキングによると「死霊の盆踊り」よりは面白いらしい。

レビューランキング(JTNEWS)
http://www.jtnews.jp/cgi-bin/revrank.cgi?RANK_KIND=2&MIN_COUNT=30

つまらん。やはり見に行かなくて正解であったな。

この映画、周辺的な事情についてはいろいろ語れる事はある。エド・ウッド [DVD]とかPlan9とか。
でもこの映画自体については語れる事は何もないのだ。
ほんと何もない。普通つまらない映画を見るとなにがしかのネガティブな感想が浮かぶものであるが、この映画に限っては何もない。ただひたすら退屈なだけである。椅子にでも縛り付けられて、何も撮影されてない、真っ白なフィルムを延々2時間くらい見せつけられる方が怒りの感情などが湧いてくる分まだましであろう。
中身については「裸のねーちゃんが墓場で踊りまくる」と簡潔に要約できるが、この16文字の要約ですら何かを語りすぎているように思えてならない。
その点、「デビルマン」は山本弘あれだけ語れているのだ。某所ワーストランキングでは「死霊の盆踊り」に0.1ポイントと肉薄しているが、この0.1ポイントの差は途方もなく大きい。