赤い衛生兵

上の名誉毀損裁判―言論はどう裁かれるのか (平凡社新書)に出てくる言葉で某夕刊紙が某病院を「踊る赤い衛生兵!」という見出しの記事で名誉毀損したそうな。
ぱっと見て、「おお、これは紅衛兵のしゃれだな。昔の人はやるもんだ」と思ったが、この事件は最高裁判決が昭和三十九年(1964年)で文革は昭和四十一年(1966年)からなのだ。
赤い衛生兵と紅衛兵は無関係らしい。
我ながら「俺の言語感覚はどうなっているんだ」と考え込んでしまった。