鳥インフルエンザ

トリ→ヒト→ヒト感染が濃厚になたタイ・ヴェトナムの鳥インフルエンザ
http://www.sasayama.or.jp/wordpress/index.php?p=197

鳥インフルエンザが人->人感染をするようになった疑いが濃厚になった模様。

英国政府は、手回しよく、英国でのヒト-ヒト感染(Person-to-Person Transmission)に備えた、「最後の審判のためのシナリオ」を作ったようである。
それには、感染者の死体を隔離するための膨らまして使うポータブルな霊安室まで用意されているという。

WHOのクラウス・ストール博士が言うに、今回の鳥インフルエンザウィルスは、ローカルな範囲では起こらずに、世界的な範囲で起こるであろうと予測している。

イギリスの見方では、1918年から1919年にかけて発生した、イギリスでの死亡者の二十二万八千人を、今回は上回るのではないかとみている。

そして、世界的には、二千五百万人以上の死亡者が出ると見ている。

このよう英国の過剰とまでいえる今回の鳥インフルエンザ対策に医学界は驚いているようだ。

二千五百万人以上の死亡者というのは絵空事ではなく、現実、しかも20世紀に起きた出来事でスペイン風邪と呼ばれている。

また、ほぼ同時に中国・インド・日本でも発生、スペイン風邪は短期間で世界中に蔓延(まんえん)することとなりました。当時世界人口は約12億人でしたが、なんと2,500万人がスペイン風邪で死亡した(一説には4,000万人)といわれます。日本でも2,500万人が感染し、38万人が死亡しました。

とはいうものの共同通信の記事

人から人への感染が濃厚 タイの鳥インフルエンザ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050124-00000216-kyodo-int

では

H5N1型ウイルスが変異して、人から人へ感染しやすい能力を獲得すると、世界的な大流行につながる恐れがあるが、今回のウイルスの遺伝子には、そういう変異は見つからなかったという。論文が27日付の米医学誌に掲載される。

となっており、とりあえず胸をなで下ろしてもいいのかもしれないが、注視する必要はある。
外電もフォローしないとだめだね。こりゃ。