ポストとはなんぞや

もう一つ

最近、某ベンダー主催の地方セミナーで講演をした。その後の話である。

主催者の方から、「あなたの言われるポスト・オープン”の“ポスト”とは、郵便局のことですか?」と言われた。冗談によるご発言だと思われるが、仮に、そうでないのであれば、事態は重く受け止めなければならないと率直に思った。

 まず第1に、「カタカナ」である。東京あたりで話をしていればなんとか理解していただける話であるが、それ以外では全く通用しない可能性がある。

もう一つは、地方の人々の情報感度である。世界では当たり前のように議論されている言葉であっても、日本では、一部(例えば東京近辺)以外では、全く理解されていないし、理解する気もない、ということが大いに有り得るのである。

これ実話なのかね?
実話だとするとデジタル・ディバイドや情報感度以前に「教養」に属する問題だと思うのだが。